商品の説明
横約154ミリ。重さ約255g。最長縦幅(長い突起部分)約48ミリ。胴体平均縦幅約30ミリ。厚さ約20ミリ。※形がデコボコで均一でないため多少の誤差はご容赦下さい。
縄文時代の独鈷石です。なじみの考古遺物専門の骨董屋さんからずいぶん前に購入しました。
全体に朱かベンガラ(共に鉱物の粉末から作った赤い染料)を塗ったような跡がありますが、考古学的にも独鈷石の赤彩は報告事例があります(奈良文化財研究所)。
握り心地は天地逆さまにしてもどちらも掌にぴったりはまり、握って使用された気がします。両端に磨製石斧のような自然な磨耗と欠けが見られます。
縄文人が独鈷石を何に使用したのかは考古学的に不明ですが、呪術や祭祀に使用されたのではないかと言われています。シャーマンの道具だったのかもしれません。
素朴で神秘的な形には縄文パワーが宿っているようです。勾玉と同じように古代人の造形品はシンプルながら、不思議な魅力に満ちています。
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 彫刻・オブジェ商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域東京都