商品の説明
青磁のあがりが黄色気味のものを米色青磁と言いますが、
本来的な意味での米色青磁として宋時代のもので確認されているのは、わずか数点のみ。
本品は高麗王朝時代のものですが、
宋の青色青磁を目指したものが、
おそらく意図せずしてこういう肌に焼きあがったものと思われます。
あるいは高麗白磁に属するものかとも思いましたが。
いずれにせよ、
正確には米色青磁ではないので、
あらかじめご承知おきください。
非常によく使われており、
数寄者の愛玩ぶりが伺えます。
口に金直しが2箇所、窯ワレ箇所があります。
この手の碗では高台がヘムリクップ(蛇の目)になったものが多いですが、
本品のような高台のものの方が先行して作られていたようです。
13〜14世紀としましたが、
もっと古いかもしれません。
11世紀とか。
口径 約13.7cm前後
高さ 約5.3cm前後
画像にありませんが、
保存箱が付属します。
サイズはおおよそです。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので時代なりのスレ疵汚れ等あります。
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品 > 陶芸商品の状態傷や汚れあり発送元の地域京都府